「資料を作ろうと思っていたのに、データを探すだけで終わってしまった」
「すぐ終わると思っていたのにできなかった」
そんな経験はありませんか?
私も以前は、タスクを始めるたびに予定が崩れ、仕事が後ろ倒しになることがよくありました。
ですが、「作業の設計図を書く」ことで驚くほどスムーズに進められるようになったのです。
この記事では、段取り力を鍛える2つのトレーニングをご紹介します。
仕事にも勉強にも使える、今日からできる習慣です。
段取り上手になる2つのトレーニング
1. 「書き出す力」を鍛える
作業を始める前に手順を紙に書き出すこと。
ポイントは「これは書かなくてもいいよね」と思うような小さな作業まですべて書くことです。
例えば、「資料を作る」というタスクなら——
- 資料の目的・要件を確認する
- 資料の構成を考える
- データを集める
- データを加工する
- 誤字脱字の確認をする
- デザインを整える
といったように、実際の動きを思い浮かべながら書き出してみましょう。
こうして書くことで、
- 抜けている作業が見える
- 無駄な工程がへる
- 必要なデータやツールを事前に用意できる
といった効果があります。

カレー作りで例えるなら、
ご飯を炊く・具材を切る・煮込む、と一つづつ書き出すことで
「お米を炊き忘れた!」といったミスを防げるのと同じです。
2. 「シミュレーション力」を鍛える
書き出した手順を見ながら、頭の中で一度やってみることです。
「この順番だと効率が悪いかも」
「ここで材料が足りない」
といった課題が見えてきます。
これは、実際の作業をする前に失敗を先取りするイメージです。
私もシュミレーションをするようになってから、「あっ先に試作の材料を発注しなければ」といったことに気づけるようになりました。
・タイムラインにそってイメージすると時間の見積もりも立てやすい
・手順は一晩おいてから見直すと抜けに気づきやすい
書き出し+シミュレーションで得られる3つの効果
- 必要なものを事前に準備できる
- 時間の使い方が最適化される
- 「次に何をするか」で迷わなくなる
段取りがうまくいくと、作業効率が上がるだけでなく「やり忘れた!」というストレスも減ります。
まとめ
段取り上手になるために大切なことは「作業の設計図を書くこと」です。
今日からできる2つのトレーニングを紹介します。
- すべての手順を書き出して見える化する
- 書いた内容をシミュレーションして改善点を見つける
この小さな準備があなたの仕事や勉強をスムーズにしてくれます。
ぜひ今日から試してみてくださいね。