会社に就職して、日々の業務にも慣れてきて、特に不満があるわけでもない。
そんな毎日なのに、ふとした瞬間に
「このままでいいのかな」
という気持ちが頭をよぎることがありました。
周りと比べて焦ったり、何かしなきゃと思ったり、でも動きたくない日もあったり。
そんな気持ちとどう向き合えばよかったのか、今の自分から振り返ってみたいと思います。
「このままでいいのかな」って思うのは、なぜ?
あの頃の私は、仕事も人間関係も特に大きな不満はなかったはずなのに、
なぜか胸の奥にいつも“もやもや”を抱えていました。
今その感情を言葉にするなら──
「何か行動しなきゃ」と焦る自分と、
「今のままでもいいよ」と言ってほしい自分。
この矛盾する2つの気持ちが混ざり合っている状態のことだったのだと思います。
どちらかが間違っているわけじゃなくて、どちらも“私の気持ち”なんですよね。
もやもやとした気持ちに振り回されないためにできること
当時ははっきりした答えも出ないまま「とりあえず何かしなきゃ」と動いては
失敗して落ち込む…そんな繰り返しでした。
でも今振り返ってみると、「もやもやとした気持ちにどう向き合うか」は、焦って動くことよりも
自分の気持ちを“ちゃんと聞いてあげる”ことの方が大事だったなと思います。
その方法のひとつが、ジャーナリングです。
ノートに書くだけで心が軽くなる理由
ジャーナリングとは、今考えていることや気になっていることを、思いつくままノートに書いていくことです。
最初は「何を書けばいいんだろう」と手が止まってしまうかもしれません。
まずは一言でもいいので、自分の言葉で書き始めてみると、不思議とどんどん言葉が出てくるようになります。
どうしても書くことが出来ない、という時は今考えていることをそのままノートに書き写すことからやってみます。
疲れたな、眠いな、だけで終わるかもしれません。
それでも書いてみませんか?
書いてみて私が一番感じたのは、書き終わったあとの頭のスッキリ感でした。
自分の中でぐるぐるしていた気持ちが、少しずつ言葉になって「こう思ってたんだな」と気づけるようになります。
自分の気持ちを否定せず、良い・悪いの判断もしないで、ただそっと「そう思っていたんだね」と受け入れてあげる。
そんな時間になると思います。
まとめ
プライベートや仕事のことで大きな不満はないのに「このままでいいのかな」というもやもやを抱えていました。
そんな気持ちとどう向き合えばよかったのか、今の自分から振り返ってみました。
もやもやとした気持ちに振り回されている時は、自分の気持ちをちゃんと聞いてあげると良いかもしれません。
その方法のひとつが、ジャーナリングです。
ジャーナリングは、日々揺れ動く気持ちをそっと受け止める“心のよりみち”のようなもの。
ノートの中に、自分だけの居場所を作ってあげてくださいね。
お気に入りのノートとペンを持って今日から一言でも書いてみませんか?
書くことで気持ちを整理するのが難しいときは、まず呼吸を整えてみるのもおすすめです。
