高専を卒業して働き始めてから「このままでいいのかな」と感じたことはありませんか?
仕事そのものは嫌いじゃないけれど、将来を考えると不安になる。
正直なところ、高専卒で就職して後悔することの多くはお金のことだと思います。
私自身も、安定を求めて就職したはずなのに、
「貯金が増えない」「給与は上がらない」「この先どうすればいいんだろう」と悩んだ時期がありました。
そんなときに出会って救われたのが『本当の自由を手に入れる お金の大学』著:両@リベ大学長(通称:『お金の大学』)という本です。
お金の不安は「知らないこと」から生まれます。
「もっと早くから知っておきたかった」というのが本音ですが、お金について学ぶことで、キャリアの選択肢が広がり、将来への不安が少しずつ小さくなっていきました。
この記事では、就職後に後悔しないために知っておきたいお金の考え方を『お金の大学』の内容を交えながら紹介します。
- 高専を卒業して就職したもののお金に関して不安がある方
- 就職して後悔したくない高専在校生の方
なぜ高専卒の就職で「後悔」するのか
高専を卒業してすぐ社会に出るというのは、他の人よりも早く「働く」経験を積めるという強みがあります。一方で、自分のキャリアやお金との向き合い方を考える時間が少ないという弱点でもあります。
就職が早く考える時間が少ない
私自身もそうでしたが、在学中は就職することが目標になりがちです。働き始めた後のことまで考えられる人は少ないと思います。
学生のうちは安定=正解だと思う人も多いでしょう。
ですが働いてみると、家と職場を往復する毎日に「本当にこのままでいいのか」と漠然とした悩みをもつこともありました。
給与や昇給の現実にギャップを感じる
大手企業でも成果主義を掲げていますが、実際は年功序列から抜け出せていない企業も多いのではないでしょうか?「頑張ってもあまり変わらない」と感じることも。
周りの大卒・大学院卒と比べてしまい将来への不安を感じる人も少なくありません。
お金の知識を学ぶ機会がない
社会人になって初めて「税金ってこんなに引かれるの?」「源泉徴収ってなに?」と思いませんでしたか?
これは高専卒に限った話ではありませんが、知らないままで”なんとなく”過ごしてしまう人が多いのです。
『お金の大学』が教えてくれた”後悔しない働き方”
『お金の大学』は、通信費やサブスクから始まり、保険・車・家といった固定費の見直しから投資・副業のことまで、今日からできることが紹介されています。
専門知識は必要なく”誰でもできる家計の整え方”を丁寧に教えてくれます。
本の中では、お金にまつわる5つの力が紹介されています。
『本当の自由を手に入れる お金の大学』 P23より
- 貯める力:支出を減らす力
- 増やす力:資産を増やす力
- 稼ぐ力 :収入を増やす力
- 使う力:お金からより高い価値を引き出す力
- 守る力:資産を減らさない力
この5つの力を鍛えることで自分の生き方を自由に選べるようになることを目指しています。
特に高専卒の社会人に響くのは増やす力ではないでしょうか。
早くから社会に出るという強みを活かして長期視点でお金との付き合い方を考えることが出来ます。
”就職して定年まで働く”という人生しか考えていなかった私にとって、いろんな働き方があるということを教えてくれました。
ゆう「今日が、人生で一番若い日です」というメッセージが心に残りました
読んで気づいた3つのこと
1 収入の多さより「お金の使い方」が大事
昇給が少なくても、固定費を減らせば自由に使えるお金は増えます。
節約というより自分にとって必要なものを選ぶ力をつけることが大事だと気づきました。
無駄な浪費がなくなり、貯蓄を増やすことができました。
2「守る力」を身につけると不安が減る
入社をきっかけに初めてひとり暮らしをする人がほとんどだと思います。自由で楽しい半面、自分のことは自分で守らなければいけません。
詐欺やぼったくりからは意外と身近に潜んでいることにヒヤヒヤしました。
無駄なサブスクや保険・高すぎる固定費など、「減らさない工夫」を知るだけで安心感が変わります。
どういうものが危ないのかを知るだけでも助けになりますよ。
3「将来の不安」は知ることで減らせる
投資はなんとなく怖いとさけていましたが、仕組みを理解するとリスクを取った選択ができるようになります。
複利の力を知ると、私のように「もっと早く知りたかった・・・」と後悔するかもしれません。
『お金の大学』をきっかけに、将来どのくらいのお金が必要なのか、数値化することで不安が小さくなりました。



『お金の大学』はお金=怖い・難しい、と思っていた私にとっては
困ったときに手に取る一冊になりました
まとめ|後悔しない高専卒キャリアは「お金の知識」から
高専卒の就職で感じる後悔の多くは、”お金の不安”から生まれます。
ですが、その不安は「知ることで減らす」ことができます。
『お金の大学』は専門知識がなくてもスッと理解できる、まさに社会人1年目の教科書のような一冊です。
安定を選んだはずなのに、どこかモヤモヤしている ——
そんなあなたにこそ、読んでほしい本です。
もし今、「何から始めればいいかわからない」と感じているのなら
まずはこの本を読んで”お金の不安を見える化”してみてください。
\イラストや 図解が多いのでマンガのように読めますよ /
今日知った知識が、数年後の後悔しない自分をつくります。





